コロナをきっかけに、リモートワークやテレワーク等、多様な働き方が取り入れられるようになり、ZOOM等のオンラインコミュニケーションツールが当たり前のように使われるようになってきました。またオンラインイベントでも頻繁に利用されています。
リモートワークをしていると、「資料作成で相談したいけれど、わざわざチャットやテレビ会議をするほどでもない」というシーンはありませんか?
普通のオフィスならば「立ち話」すれば済む話ですが、オンラインコミュニケーションツール上ではなかなか難しいですよね。
そんな悩みを解決してくれるツール「Ovice(オヴィス)」が、
株式会社NIMARU TECHONOLOGYより8月25日にサービスが開始されました。
そこで今回は「Ovice」の機能と、このツールのイベントへの活用についてご紹介させていただきます。
「Ovice」とは
Photo:Ovice

「Ovice」は、まるでリアルの世界のような感覚で、バーチャル空間での相互コミュニケーションが取れるオンラインツールです。
◎機能
・立ち話
これまでオンラインでは難しかった「立ち話」が、バーチャル空間の中で出来るようになりました。リアルな空間と同様に、近くにいる人の声は大きく、遠くにいる人の声は小さく聞こえるので、話をしたい人の近くにアバターを移動して会話を始めたり、遠くから聞こえてきた会話に「興味がある!」と思えば、すぐに会話に参加が出来ます。
・鍵付きの会議室
「立ち話」では聞かれたくない会話も、「鍵付きの会議室」に設定すれば、外に漏れることはありません。重要な案件や商談等、音声を外に漏らすことなくミーティングを行えます。
もちろん鍵付きにしなければ、誰でも自由に参加が出来ます。
・シームレスな移動
ワンクリックで移動が出来、またバーチャル空間のそれぞれの部屋は平面で繋がっているので、どこに誰がいるのかが一目で分かります。
その他にも、メガホン機能で館内アナウンスのように会話を邪魔せずに参加者全体に情報を発信したり、サイネージ機能で部屋の中に動画や画像を掲出して、イベントの告知や企業の広告をユーザーに見せることも出来ます。
他のツールと違い、ユーザー間でのコミュニケーションに対するハードルが低いので、コワーキングスペースやリモートワーク等にとても向いているツールかと思います。
イベントへの活用
Photo:PR TIMES

それでは機能を踏まえて、このツールをオンラインイベントに活用する方法を考えてみましょう。
ウェビナー後の、スピーカーや参加者のコミュニケーションスペースとして他のツールよりコミュニケーションが取りやすい為、参加者同士の交流が生まれやすく、参加者の満足度が向上するかもしれません。また、既に導入しているZOOM等のツールと連動しウェビナーツールを一元化出来るので、参加者の離脱防止にも繋がります。
ちなみに、一つのスペースに最大で500名まで収容でき、スペース同士を繋げれば数千人の収容も可能だそうです。
展示会スペースとして
商品説明、鍵付き会議室で商談、サイネージに製品の動画や画像を掲出すること等がバーチャル空間上で可能です。
また標準機能として提供されているプラグイン以外にも、APIでカスタマイズされたプラグインを自由に組み込むことで、レイアウトを変えたり、ニーズに合ったオンラインバーチャル空間を作成出来ます。
いかがでしたでしょうか?
以上、「Ovice」の機能と、イベントへの活用についてご紹介させていただきました。
似ているツールでいうと、海外で開発されたRemoやSpatialChatがありますが、「Ovice」は日本企業が開発したツールなのでサポート面でも安心できますね。
是非リモートワークや、オンラインイベントへ活用のご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。